議案書3ページ,
事項別明細書は17ページから20ページでございます。
第5
款労働費第1項
労働福祉費の
雇用対策に要する経費につきましては,山形県
緊急雇用創出事業臨時特例基金事業費補助金をさらに活用し,配分枠に合わせて,本市の
緊急雇用機会創出支援事業に16事業を
積み増し・拡充するものでございます。
次に,
事項別明細書21・22ページをお願いいたします。
第7
款商工費第1項
商工費の
経営アドバイス事業に要する経費につきましては,
景気低迷の影響により利用増が見込まれることから,さらに75回分の
アドバイス業務を
中小企業診断協会山形県支部に委託するための経費をお願いするものでございます。
次に,
商工業金融対策に要する経費でございますが,山形県
信用保証協会保証料補給金として
公的融資制度の利用が急増し,
保証料補給金の不足が見込まれることから,増額をお願いするものでございます。
さらに,
特別経営支援資金ですが,当初の見込みより利用が多いことなどから,
地元金融機関に新たな無
利子貸し付けを行い,融資枠を増額しようとするものでございます。
商店街活性化推進事業に要する経費につきましては,山形市
商店街連合会で発行いたしました山形まるごと
プレミアム商品券が好評のうちに完売,御使用いただきましたことから,さらに消費者の
購買意欲を喚起し商店街の
活性化を図るため,
年末年始商戦に向け,発行する事業の
支援実施をお願いするものでございます。
以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。
○
斉藤栄治委員長 設楽農林部長。
○
設楽農林部長 農林部関係の
補正予算につきまして御説明申し上げます。
議案書3ページ,
事項別明細書は19・20ページであります。
第6
款農林水産業費第1項
農業費の
担い手育成支援事業に要する経費につきましては,国の
補正予算に伴うものであり,
経営規模拡大に伴う農作業の効率化を図るため,リースによる
農業機械導入に対する
補助金の
増額補正をお願いするものであります。
園芸作物生産基盤整備事業に要する経費につきましては,県の
景気対策を受けたものであり,
農業用施設などの
省エネルギー化や
長寿命化を図るために行う資材の更新などに対する
補助金の計上を,また,食の安全・
安心確保事業費につきましては,
国庫補助事業であり,
農薬使用基準を記載した
防除暦策定などへの
補助金の計上をお願いするものであります。
次に,農地・水・
環境保全向上対策事業に要する経費でありますが,県において,各
地区組織の
共同活動への
支援単価を増額変更したため,それに合わせて
負担金の
増額補正をお願いするものであります。
以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。
○
斉藤栄治委員長 玉ノ井まちづくり推進部長。
○
玉ノ井まちづくり推進部長 まちづくり推進部関係の
補正予算につきまして御説明申し上げます。
議案書は3ページ,
事項別明細書は21・22ページでございます。
第8
款土木費第4項
都市計画費でございますが,国の
経済危機対策による
増額内示により,
街路事業に要する経費の増額をお願いしようとするものであります。
以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。
○
斉藤栄治委員長 草壁消防長。
○
草壁消防長 消防関係の
補正予算について御説明申し上げます。
議案書3ページ,
事項別明細書は21ページから24ページでございます。
第9
款消防費第1項
消防費でありますが,国の
補正予算に係る
緊急消防援助隊設備整備費補助金の
追加内示を受け,
西出張所の高
規格救急自動車及び救急・
救命処置用資機材の更新に要する
購入費用を前倒しで計上するものであります。
以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。
○
斉藤栄治委員長 瀧井教育部長。
○
瀧井教育部長 教育委員会関係の
補正予算について御説明申し上げます。
議案書4ページ,
事項別明細書は23ページからでございます。
第10
款教育費第1項
教育総務費につきましては,小学校における
外国語活動の円滑な導入を図るための,国・県からの
委託事業実施に係る経費を計上するものであります。
第2項
小学校費並びに
事項別明細書25・26ページの第3項
中学校費につきまして,一括して御説明申し上げます。
小・中学校に配備する
地上デジタルテレビに附属する
アンテナなど
工事費をお願いするものであり,さきの6月議会で議決をいただきました
デジタルテレビなど
整備費とあわせ,本年度から平成23年度までの計画を前倒しし,本年度内での整備を完了しようとするものであります。
次に,
小・中学校の
校内LAN整備でありますが,昨年度から平成22年度までの3カ年で整備を予定しておりました計画を,次
年度整備予定分を前倒しして,本年度内で完了するための経費を計上するものでございます。
また,
肢体不自由生徒の
教育環境を整備するため,第七中学校にエレベーターを設置するための経費をお願いするものであります。
第6項
社会教育費につきましては,公民館に配備する
地上デジタルテレビに附属する
アンテナなど
工事費を計上するものであります。
以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。
○
斉藤栄治委員長 山本上下水道部長。
○
山本上下水道部長 議第56
号平成21年度山形市
公共下水道事業会計補正予算,第1号について御説明申し上げます。
議案書は6ページ,
事項別明細書は33・34ページでございます。
第2条
債務負担行為の補正でありますが,平成22年4月からの
浄化センターにおける
機械設備運転管理業務委託に伴い,
債務負担行為の追加をお願いしようとするものでございます。これは,
浄化センターの汚水及び
汚泥処理業務等について
業務委託をしようとするものでございます。
以上で説明を終わりますが,よろしく御審議の上,御決議くださいますようお願い申し上げます。
○
斉藤栄治委員長 以上で当局の説明は終わりました。
――
――――――――――――――――――
◎質疑
○
斉藤栄治委員長 それでは,質疑に入ります。
なお,申し合わせにより,本
委員会での議題に対する質疑は,款項に対する
大綱質疑とし,また,自己の所属する分科会の事件については,できるだけ質疑をしないことになっておりますので,委員の皆様の御協力をお願いいたします。
それでは,議第55号から議第59号までの
補正予算5件について,総括的な質疑がありましたらお願いします。
遠藤和典委員。
○
遠藤和典委員 こっち側の方がやっぱり落ちつきますので,しゃべらせてもらいます。
財政部長並びに企画にも少しは絡むのかと思います。まず,
財政部長にですけれども,前提としまして,今回の
補正予算に,国の1次補正に盛り込まれて,私も6月の
一般質問並びにこの
予算委員会で取り上げさせていただきました
地域経済活性化経済対策交付金と
公共投資臨時交付金,2種類,この部分が今回どのように活用されているのか。それに当たらない部分としても,直接の
補助金,
支出金等々あると思いますけれど,この
経済危機対策の部分で国から来ている部分というのは,どちらに当たるのでしょうか。まずお尋ねします。
○
斉藤栄治委員長 寒河江財政部長。
○
寒河江財政部長 経済対策関係の
臨時交付金でございます。これは6月の
追加補正で,8億1,400万円ということで措置してございますので,それは6月補正で全部終わってございます。
○
斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。
○
遠藤和典委員 だと,今回の財源はあくまでその
経済危機対策の部分でもない,これから来ると言われる
公共投資臨時交付金が含まれているという考え方なんですか。それとも,それ以外の
補助金,
支出金という考え方なんでしょうか。
○
斉藤栄治委員長 寒河江財政部長。
○
寒河江財政部長 先ほど説明申し上げましたように,国・県の内示に伴うものでございまして,各事業に伴う別々の
補助金でございます。あと,委員から御指摘があります,いわゆる
公共投資臨時交付金でございますけれども,これにつきましては,山形市の方では7億円ほど上げてございます。要求してございますけれども,いわゆる国からの内示がございません。国の内示が今,都道府県,あるいは
政令指定都市までおりてきましたけれども,それ以降の市町村にはおりてこなくて,山形には800万円が来ますけれども,これは
県事業に対する
負担金分ということでございますので,これから何らかの措置が来るものと我々は考えてございます。
○
斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。
○
遠藤和典委員 6月に指摘させていただいて,
公共投資臨時交付金はあくまで
積み増しの部分に対して来るものだと。ぜひ事業という部分を積極的に
積み増しするべきでないかということを,再三繰り返しやらせていただいたと思っております。それに対して7億円ほどということですので,それなりに
積み増しをしていただいたものだと思います。その部分について,どうしたものを考えておったのか,概要だけでもお尋ねしたいのと,実際の話,
政権交代というものが現実になりまして,間もなく,恐らくこのとおりだと,報道のとおり新
政権誕生となると思います。
そこで,ついさっき昼間の
ネット版でも見ましたけれども,これ
ネット版です,新聞の。
補正予算の
組み替え,
国家戦略局が初仕事として,5月末の,この間の国の
経済対策関連の
補正予算を2次補正として
組み替えをする。要はお金をあげないよということが現実になってきているようですけれども,その辺に関して,財政としてどう考えているのか,お尋ねします。
○
斉藤栄治委員長 寒河江財政部長。
○
寒河江財政部長 最初の
公共投資の
臨時交付金については,今回,山形市でお願いしているのが,
街路事業関係とか,あと,いわゆる
教育委員会の
整備事業の関係の裏ということでお願いしているところでございます。
それから,これからの関係でございますけれども,いわゆる14兆円,1次補正がございましたけれども,そのうちの基金分,それが4兆3,000万円とかいう形でございますけれども,そのうちの,いわゆる未執行分については
執行停止というふうな話でございまして,それ以降について,今までやった分については,当然のごとく内示あったものについては
財源措置してくれるものと我々は考えてございます。
○
斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。
○
遠藤和典委員 もうやってしまったものは
財源措置,それはやってもらわないとそれこそ困りますから,それは我々も当然と思うんですけど,今,
公共投資臨時交付金部分で7億円ぐらい
積み増しをして考えているという部分のその7億円。具体的に来ると考えているのか。その辺,どう考えていらっしゃるのか。だから,今回補正にはこの
公共投資臨時交付金部分の内示がないということですから,ないんでしょうけれども,12月補正とかに向けて,この考えている7億円部分がきちんとなると思っていらっしゃるのか。その辺の考え方,まず財政としての考えをお聞きしたいなと思っています。
○
斉藤栄治委員長 寒河江財政部長。
○
寒河江財政部長 まだ,この対応については,国からも県からも何も,いわゆる具体的な情報,説明がございません。問い合わせても不明な状況でございます。そういう状況の中で,いわゆる9月補正では
街路事業とか,
小・中学校のLAN整備とかいう形で出しておりますけれども,その裏には,いわゆる
補正予算債という形での市債を充ててございます。ですから,来た段階で,その
補正予算の額を,
臨時交付金が来れば財源の
組み替えをさせていただくというふうに考えてございます。
○
斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。
○
遠藤和典委員 今,お話で明らかになったように,来ない可能性が出てきている。来ないと,こっちも自分たちで負担しなくてはならなくなると。やるよと言っておいて来ないというのは,非常に私としても困る話だと思うんです,率直に。そこについてどう対応していくのかということを,財政の話でなくて,これは市長にお聞きしたいのですけれども,どう対応するのか。
もっと申し上げますと,うちの市として,もしくは市長会としてですけれども,今回の予算
執行停止という事態に対して,何らかのアクションをとられるおつもりなのかという点が1点。
2点目として,市長は,民主党さんのマニフェストについて,全部じゃないけど,分権部分については一部評価するということをこの間の本会議の質問の中でもお答えになっていました。果たしてこの経済対策,地方分権という部分において,今回の予算の
執行停止ということがそれに資するものだとお考えなのか。その2点についてお尋ねします。
○
斉藤栄治委員長 市川市長。
○市川市長 補正をした,そしてこういった構想でやりますよということで,私どももそれを見込んで,今
財政部長が申しましたように市債を財源にしたと。このまま来ないとすれば,これはつまり借金が増えると。こんな状態になりますので,我々としては非常に困ると。こんなのは当然,私どもは考えております。
市長会として,確かきのう,地方6団体の代表者と鳩山代表が話し合いをしているはずです。その中で,詳細な情報は入っておりませんが,我々地方自治体に混乱をもたらすようなことは困るという申し入れはしていると聞いております。今後どういう動きになるのか,とにかく私は地方自治体をいじめるような政権ではないだろうと。ぜひそういった,我々はより権限を拡大するというふうに訴えておりますので,ぜひ我々地方自治体の,市民のより生活向上になるような施策として期待しているところでございます。以上です。
すいません,もう1点聞き漏らしまして,申し訳ありません。
○
斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。
○
遠藤和典委員 だから,今回の
執行停止が分権,市長が評価されたという分権部分に資するのか,地域経済のために資するのかと。その辺について,今,市長はいじめる政権ではないだろうということですけれども,果たしてそうなのだろうかと。そういう話を,きちんと声を上げるアクションをとられるのかということをお尋ねしているので,その辺いかがでしょう。
○
斉藤栄治委員長 市川市長。
○市川市長 マニフェストの中で,当然,一括交付金,あるいは地方と政府の協議機関,こういったものはうたっておりますので,それについても地方6団体の方で申し入れしてございます。新聞報道もなっておりますが,これまでもやってきましたし,我々市長会として,首長の集団として,ぜひそれは訴えていきたい。ぜひ実現してくれると思っております。今後とも,そういった主張はしていきたいと思っております。以上です。
○
斉藤栄治委員長 遠藤和典委員。
○
遠藤和典委員 これでやめますけれども,市長が言う分権部分については,これからの検討課題ということでこちらの声も聞いてくれるでしょうけれども,今回,せっかくの,この山形市で
公共投資臨時交付金,7億円という部分については,その部分だけでも
執行停止しないように,きちんとなるように,地域の経済がこれだけ落ち込んでいる中での貴重な財源だと思います。この部分,大きな声をぜひ上げていただきたいということを要望申し上げて,きょうはやめます。これで。
○
斉藤栄治委員長 そのほかございませんか。加藤賢一委員。
○加藤賢一委員 今,遠藤委員の問題に関連するわけでありますけれども,いわゆる国の方では
補正予算の凍結,見直しということになるわけであります。そうしますと,ちょっとまだ来年の話になりますけれども,例えばでありますけれども,いわゆる道路特定財源,これが廃止となってきますと,いわゆるまちづくり交付金,こういったものが出てこなくなるという形になると思います。当然そうしますと,それにかわる財源というものがありませんと,きょう,今お話したようなまちづくり交付金を使う
街路事業なんかがなかなか進まないと。私がきのう言った栄町の件とか,諏訪町七日町路線とか,そういうふうなことが非常に影響を受けるわけであります。そこで,やはり市としては,そういうふうな財源をぜひ確保できるように,全国市長会なり,または新しい政権の方に,間違いなくそういう話が通ると。そういったものを考えながら,ひとつそういったことも,まず声を上げていただきたいということも,あえてお話し申し上げたいと思っております。そこら辺はどうでしょうか。
○
斉藤栄治委員長 市川市長。
○市川市長 道路財源については,我々山形市,あるいは山形県,東北全体では,全国的に比べて非常に遅れていると。いわゆる道路整備状況,遅れているということで,これにつきましては,必要な道路,山形市内は全部必要だと私は申し上げております。必要な道路はぜひつくってくれということで,今後とも私はお願いしてまいります。議員の皆さんも,ぜひそれぞれのお立場で,そういった道路財源の確保ということで,御尽力いただけることを御期待申し上げます。私も頑張りますので,よろしくお願いします。
○
斉藤栄治委員長 加藤賢一委員。
○加藤賢一委員 市長の決意を聞きまして,非常に安心しております。そういった意味では,今やっております既存の政策に影響がないように,市並びに議員の方も,各自それぞれのルートを利用しながら,まず山形市政が発展いたしますことを,我々も頑張っていきますので,なお一層執行部の方々も,いろんなルートを用いながら対処していただきたいということをつけ加えまして,質問を終わります。
○
斉藤栄治委員長 ほかに御質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
斉藤栄治委員長 御質疑なしと認めます。
以上で質疑を終わります。
――
――――――――――――――――――
◎分科会付託
○
斉藤栄治委員長 本
委員会に付託されました議案5件を付託案件表のとおり,各分科会に分割付託します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
付託案件表
(総務分科会)
議第55号 平成21年度山形市
一般会計補正予算のうち,第1条第1表歳入,歳出第2款,第3款第4項,第9款,第2条